色彩の知識を介護の仕事で役立てよう
介護の仕事をする上で必要な知識は何も専門知識だけではありません。
たとえば色彩の知識を持っておくとさまざまなメリットがあります。
その最たる例として挙げられるのが、介護をする部屋の内装を彩り豊かなものにすることができる点です。
介護利用者の好みに合った色合いのものを室内に飾っておくことで、単調になりがちな介護の日々を楽しく過ごせるようになるのです。
例えば花と赤色が好きな利用者の部屋に、赤色の花びらや実をつける植物を置くことで、毎日その植物を見て明るい気分にさせる効果が期待できます。
介護職で色彩の知識を持つことには、介護利用者の感情を豊かにするというメリットもあります。
色が感情に与える心理効果はいくつもあり、介護利用者の心理状態やその場の状況に合わせて提示することで、様々な感情を表出させることができます。
例えば、黄色は明るい色の代表格です。
自分の体の状態や単調な日々にゆううつになりがちな介護利用者に、この黄色を持った品物を見せることで、明るく元気にする効果が期待できます。
また、青色は冷静さや落ち着きをイメージする色です。
何かしらの理由によって興奮気味になっている利用者に、この青色の品を見せることで、興奮を抑えて落ち着かせることができます。
また色彩の知識を利用することで、食欲を増進や減退させることができます。
たとえば赤色やオレンジ色などの暖色は食欲を増進させる効果がありますが、青色は食欲減退の色と言われています。
このように色によて効果が違うため、よく勉強する必要があるでしょう。
色彩がもつ影響力についてはこちら【http://shikisainochikara.com】をご覧ください。